知人になりすまして交通反則切符受ける 3年後に発覚、容疑で男逮捕

AI要約

広島県で男性が知人になりすまして交通反則切符を受け取り、違法行為を働いたとして逮捕された事件について報道されている。

男性は無免許運転をしていたことが発覚し、偽造した青切符を使用した疑いが浮上している。

被害者が身に覚えのない交通違反に気付き、警察に相談したことから事件が発覚した。

知人になりすまして交通反則切符受ける 3年後に発覚、容疑で男逮捕

 知人になりすまして交通反則切符(青切符)の交付を受けたなどとして、広島県警は26日、同県東広島市の職業不詳の男(62)を有印私文書偽造・同行使と道路交通法違反(無免許運転など)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 東広島署によると、男は2021年11月、同市内の市道をトラックで走行中、右折禁止の場所を右折したとして、巡回中の警察官の取り調べを受けた。その際、男は知人になりすまし、知人の氏名や生年月日、住所などを青切符に記して、指印した疑いがある。男は運転免許証を携帯していなかったため、警察官が男の同僚を現場に呼び、青切符記載の人物かどうか問い合わせた上で、免許証不携帯と通行禁止違反の青切符を男に交付したという。

 知人男性が今年6月、免許更新の知らせを受けた際に、身に覚えのない交通違反があることに気付き、署に相談していた。署によると、男は10年に免許取り消しを受けており、新たに無免許運転の疑いが浮上したという。

 東広島署の佐々木毅次長は取材に「確認すべき点は全て確認しており、取り調べの手続きに問題はなかった」としている。(根本快)