「アフリカ開発会議」閣僚会合が閉幕 上川外相「グローバルな課題解決に貢献で一致」と成果を強調

AI要約

日本が主導するTICAD閣僚会合が閉幕し、アフリカの経済発展に向けた協力が確認された。

会合では社会、平和と安定、経済の3つのテーマで議論が行われ、2025年の第9回アフリカ開発会議に向けた準備が進められた。

女性・平和・安全保障(WPS)への取り組みに関しても注目が集まり、議論が展開された。

「アフリカ開発会議」閣僚会合が閉幕 上川外相「グローバルな課題解決に貢献で一致」と成果を強調

日本が主導しアフリカの経済発展について議論する「TICAD(アフリカ開発会議)」の閣僚会合が25日、閉幕しました。

東京都内で24日から2日間の日程で開かれたTICAD閣僚会合には、アフリカの47カ国が参加。

「社会」「平和と安定」「経済」を3つのテーマを柱に議論が行われ、2025年8月に首脳級が参加する第9回アフリカ開発会議に向けた協力を確認し、閉会式では共同文書が採択されました。

議長を務めた上川陽子外相は共同記者発表で、「革新的な解決策やアイディアをアフリカの各地に展開し、グローバルな課題解決に貢献していくことで一致した」と成果を強調しました。

また、紛争解決や平和構築に女性が参画する「女性・平和・安全保障(WPS)」の取り組みの議論で、「重要性について多くの賛同が得られた」と述べました。