【独自】「邪魔だった」「イライラした」身勝手な“あおり運転”で石戸谷和良容疑者(31)逮捕 車内襲う“恐怖”…子どもの泣き声も 福島市

AI要約

福島市であおり運転が発生し、約4カ月後に犯人が逮捕された。

被害を受けた家族の恐怖や犯人の身勝手な動機について詳細に報じられた。

石戸谷容疑者はあおり運転を認め、警察の調査に協力している。

【独自】「邪魔だった」「イライラした」身勝手な“あおり運転”で石戸谷和良容疑者(31)逮捕 車内襲う“恐怖”…子どもの泣き声も 福島市

福島市で4月、 “あおり運転”を行った男が約4カ月後の8月に逮捕された。

男は、家族連れの車に対し、蛇行運転やクラクション、パッシングなどのあおり運転をしたとみられている。

逮捕された男は、「邪魔だった」などと身勝手な動機を話しているが、容疑については認めている。

2024年4月、「イット!」で、福島市鎌田国道4号線で起きた“あおり運転”の映像を放送した。

映像では、ぴったりと後ろについたシルバーの車が、センターラインをまたぎ蛇行運転し、さらにパッシングを繰り返し、危険な割り込みも行っていた。

8月21日、一歩間違えれば大事故につながりかねない運転を繰り返していた、石戸谷和良容疑者(31)が警察に逮捕された。

現場は福島市の国道で、被害を訴える家族がレストランに向かっている時のことだった。

1台のシルバーの車が急な車線変更で、車間距離を詰めてきた。

異変に気づいた車内では、子どもの声が震えるように響いていた。

娘が迫る車におびえ、「ねぇ、ぶつか~る!ねぇ、や~だ~」と叫び、母親は落ち着かせるために「大丈夫だぁ」と娘に声をかけていた。

赤信号の交差点に差しかかると、車は右に左に蛇行運転を繰り返し、すぐ後ろで停車した。

次の瞬間、窓から顔を出した石戸谷容疑者が「バカヤロー!」と、何かに怒っているのか、罵声を上げた。

その後も落ち着かない様子で、被害者の車を何度もにらむと、今度はクラクションを鳴らした。

被害を受けた車では、母親と父親が「何?」、「早くどけってことでしょ」、「やだ~」と会話し、容疑者の異常な行動におびえている様子がうかがえた。

そんな中でも、石戸谷容疑者は「コラッ!」などと罵声を浴びせ、暴力的な態度を見せていた。

被害者に当時の状況について尋ねると、「どんな行動するか分からなかったので。ホント怖かったですね」と恐怖を語っている。

危険を感じた被害者の男性は、信号が変わったタイミングで車線を変更し、石戸谷容疑者の車に道を譲った。

しかし、石戸谷容疑者は威嚇するかのように、ライトをつけたり消したりパッシングを繰り返し、追い越したあとも蛇行運転を見せつけ、走り去っていった。

この恐怖の瞬間から約4カ月たった8月21日、警察はあおり運転などをした疑いで、31歳の石戸谷 和良容疑者を逮捕した。

被害届を受けた警察が、ドライブレコーダーなどから容疑者を特定したという。

警察の調べに対し、石戸谷容疑者は「邪魔だった」、「イライラした」など、身勝手なあおり運転の動機を語っているという。

あおり運転について、石戸谷容疑者は容疑を認めている。

(「イット!」 8月21日放送より)