【独自】「金額が合わない…」無人販売所の料金支払い“フリ男”が何度も…料金払ったと見せかけ野菜持ち去る 埼玉・神川町
埼玉県にある無人販売所でお金を払うフリをして、野菜を盗む男が撮影された。
男は繰り返し犯行を行い、管理者はその行為を悪質だとして怒りを表している。
男は一度は料金箱に入れるフリをしましたが、実際にはお金を入れず野菜を持ち去っていた。
埼玉県にある無人販売所でお金を払ったフリをして、野菜を盗む男が撮影された。
男は客かのように振る舞い、料金箱にお金を“入れるフリ”をして野菜を持ち去る犯行を繰り返しているという。
販売所の管理者は、その犯行を“悪質”だと話し、怒りをあらわにしている。
埼玉・神川町の無人販売所でお金を払わず、採れたての新鮮な野菜を次々と持ち去る野菜ドロボーの姿が防犯カメラにとらえられた。
無人販売所の管理者は、犯人について、「この子は悪質だよね。この子が来る時、会計が合わないんだよね。いつも」とあきれた様子で語った。
無人販売所に問題の男がやってきたのは、太陽がギラギラと照りつける午後2時ごろのこと。
男は携帯を片手に店内に入ると、落ち着きなく店内をキョロキョロしていた。
男は、念入りに野菜を物色し、にんじんを1束取ると店の外へ出た。
さらにトウモロコシの袋を3つ手に取ると、またしても店の外へ消えていった。
その後、財布を取り出し店内へ戻ったが、料金箱を隠すように不自然な立ち方で防犯カメラに背を向けていた。
一見、料金箱に代金を入れたようにも見えるが、無人販売所を管理する男性は、「お金入れるフリをして、全然お金入れていかなかったんですよね。反対側のカメラにはバッチリ映ってたんだけど」と話す。
実はこの店には、反対側にも防犯カメラが設置されており、そこには確かに“入れるフリ男”の犯行が記録されていた。
財布を確認し、料金箱へ手を近づけるが、その手にお金はなく、1円も払うことなく野菜を持ち去っていったのだ。
無人販売所を管理する男性は、「ひどい人だなと思ってね。もう来なくていいっていう感じですよね」と辟易（へきえき）した様子で語った。
しかし、7月27日午後4時ごろ、“入れるフリ男”は再び姿を現した。
前回と同じジャンパーを羽織り、また同じように、野菜とともにいったん店の外へ出て行った。
そして料金を支払いに戻り、また入れるフリをするのかと思いきや、男は心を入れ替えたのか、料金箱にお金を入れていた。
ところが、管理する男性は、「入れたんですけど、硬貨1枚だと思うんですよね。金額が合ってなかったんです。許せない」と語り、怒りをあらわにしている。
男が持ち去ったのは800円分の野菜で、男性によると、仮に硬貨1枚を入れただけでは計算が合わないという。
警察は、野菜ドロボーの行方を追っている。
（「イット!」 8月20日放送より）
