熱中症救急搬送7,104人、前週比18%減 - 12-18日の速報値、消防庁公表

AI要約

総務省消防庁が公表した熱中症の1週間の救急搬送状況によると、前週から18.1%減の7,104人が搬送された。

高齢者が全体の6割弱を占め、初診時の傷病程度別では軽症が6割強を占め、死亡者は5人だった。

都道府県別では東京が最も多い搬送数で、熱中症の発生場所は住居が最多だった。

 総務省消防庁は20日、熱中症の1週間の救急搬送状況(12-18⽇)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週から18.1%減の7,104人だった。65歳以上の高齢者は4,044人で全体の6割弱を占めた。【渕本稔】

 初診時の傷病程度別では、6割強が外来診療のみの軽症(4,533人)。短期間の⼊院が必要な中等症が2,312⼈だった。3週間以上の⼊院が必要な重症が155⼈、死亡は5人。

 都道府県別の搬送者数は、東京が618⼈で最も多かった。次いで、愛知(557⼈)、埼玉(486⼈)、大阪(469人)、神奈川(383人)、兵庫(331⼈)などが続いた。

 熱中症の発⽣場所に関しては、住居(2,823⼈)が最多で、道路(1,357⼈)などが続いた。