藤井七冠、永世二冠に王手 将棋・王位戦

AI要約

藤井聡太王位と渡辺明九段の第65期王位戦第4局が佐賀県唐津市で行われ、100手で藤井七冠が勝利した。

藤井七冠は3勝1敗でタイトル防衛に王手をかけ、連続5期目の永世王位資格獲得に期待が高まっている。

永世棋聖の資格をすでに持つ藤井七冠は、第5局で勝利すれば永世二冠として名実共に絶対的な強さを示すことになる。

 将棋の藤井聡太王位(22)=竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ七冠=に渡辺明九段(40)が挑戦する第65期王位戦7番勝負の第4局が19、20日、佐賀県唐津市で指され、後手の藤井七冠が100手で勝った。

 藤井七冠は3勝1敗としてタイトル防衛に王手。防衛すれば連続5期で、永世称号である「永世王位」の資格を獲得する。

 藤井七冠は7月に永世棋聖の資格を得ており、今月27、28日に神戸市で指される第5局に勝てば、「永世二冠」となる。