【速報】岸田総理再選不出馬表明後初の調査では、自民党支持率・内閣支持率ともに回復！2024年8月選挙ドットコムリサーチ
選挙ドットコムとJX通信社が実施した全国意識調査の結果をまとめると、自民党の支持率が上昇し、立憲民主党も持ち直したことがわかりました。
次期衆院選における投票先も調査され、自民党と立憲民主党が支持を伸ばしている一方で、共産党は支持率が下落しています。
調査の概要や各政党の動向について、電話調査とネット調査の結果を比較しながら詳細にレポートされています。
選挙ドットコムはJX通信社と共同で、8月17日（土）、18日（日）に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査（電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式）による全国意識調査を実施しました。
本記事では、毎月恒例の政党支持率や内閣支持率、次期衆院選比例投票先の調査結果を紹介します。
【調査概要】調査は令和6年8月17日（土）と18日（日）に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査（JX通信社との共同実施）で987件、インターネット調査（Gunosyリサーチを使用）で1000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査はスマートフォンアプリ（Gunosy）のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
「あなたは普段、どの政党を支持していますか？」と聞いた結果が上の図です。
自民党の岸田文雄総理が来月予定されている次期総裁選への不出馬を表明してから初めて行った調査で、同政党の支持率が上がりました。
自民党は電話調査で約4ポイント増で3割弱まで回復し、過去1年間で最も高い割合となりました。ネット調査でも約1ポイント増でした。
日本共産党も比較的大きな変動があり、ネット調査は前月と同水準だった一方で、電話調査で4ポイント落としました。
一方、先月の電話調査で6月比で4ポイント下落した立憲民主党は1ポイント増で少し持ち直しました。
電話調査における政党支持率の推移です。
ネット調査における政党支持率の推移です。
「あなたは、次に行われる衆院選の比例代表では、どの政党に投票したいと思いますか」と聞いた結果が上の図です。
自民党と野党第一党の立憲民主党がともに伸びを見せました。自民党は電話調査で前月比7.2ポイントの大幅増となり、約1年3カ月ぶりの3割台に上りました。立憲民主党も電話で0.7ポイント増、ネットで1.7ポイント増となりました。
共産党は政党支持率と同様に、電話調査で4ポイント下落しました。
