バスと軽乗用車が正面衝突 7歳が死亡、5歳が心肺停止 福岡の国道

AI要約

福岡市早良区でバスと車の交通事故が発生。6人が病院に搬送され、7歳の女児が死亡、5歳の女児が心肺停止の状態になっている。

軽乗用車には女児2人と30代の母親が乗っており、運転手の母親が負傷。バスの乗客3人が搬送されたが命に別状はない。

事故の起きた場所は福岡市地下鉄七隈線野芥駅から南に約4キロの住宅や店舗が建ち並ぶ地域。

バスと軽乗用車が正面衝突 7歳が死亡、5歳が心肺停止 福岡の国道

 18日午前11時10分ごろ、福岡市早良区東入部7の国道263号で「バスと車の交通事故。負傷者が複数いるようだ」と近隣住民の男性から119番があった。市消防局や福岡県警早良署によると、西鉄の路線バスと軽乗用車が正面衝突したとみられる。6人が病院に搬送されたが、そのうち軽乗用車に乗っていた7歳の女児の死亡が確認され、5歳の女児も心肺停止の状態だという。

 早良署によると、軽乗用車は女児2人と30代の母親が乗っており、運転していた母親は左足を負傷したという。

 バスは運転手と乗客10人の計11人が乗っており、乗客3人が搬送されたが命に別条はない。他に男性運転手もけがをしたとの情報がある。運転手は「対向の(軽乗用車が)中央線をはみ出し、衝突してきた」と話しているという。

 現場は福岡市地下鉄七隈線野芥駅から南に約4キロの住宅や店舗が建ち並ぶ地域。【佐藤緑平、竹林静】