函館新聞の記者を逮捕 窓越しに下着姿の女性を盗撮した疑い

AI要約

北海道警が函館新聞記者を窓越しに盗撮容疑で逮捕。容疑者は性的欲求を満たす目的で犯行を認める。

盗撮現場を目撃した通報者により容疑者の居住先が特定され逮捕。被害者の10代の女性が下着姿で盗撮された。

函館新聞の記者が逮捕され社長が謝罪。事案の真相を慎重に調査し、適切な対応を取る方針。

函館新聞の記者を逮捕 窓越しに下着姿の女性を盗撮した疑い

 女性宅の敷地で窓越しに盗撮したとして、北海道警函館西署は17日、函館新聞記者の小林省悟容疑者(40)=函館市港町3丁目=を性的姿態等撮影の疑いで逮捕し、発表した。「自分の性的欲求を満たす目的だった」と容疑を認めているという。

 署によると、小林容疑者は16日午後9時半ごろ、函館市内の自宅で下着姿になっていた10代の女性をスマートフォンで窓越しに盗撮した疑いがある。

 約1時間後、近くを通った目撃者が「家の中をのぞいている男がいる」と110番通報。逃走した小林容疑者の後をつけて居住先を割り出し、警察に情報提供したという。

 函館新聞によると、小林容疑者は編集局報道部に勤務。同社の小笠原金哉社長は「報道に携わる職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、重く受け止めるとともに、被害に遭われた方や関係者、読者の皆さまに深くおわび申し上げます。事実関係を確認し、厳正に対処してまいります」とコメントしている。(新谷千布美)