自民総裁選、小泉元首相はアドバイスも「強攻オンリー」? 息子・進次郎氏は判断への影響否定

AI要約

小泉進次郎元環境相が父の純一郎元首相からの助言を否定し、自民党総裁選への出馬を独自に決定する姿勢を示している。

地元では親子の確執というよりも、進次郎氏が独り立ちしており、父の影響を受けないとの意見が広がっている。

父親との関係について、兄弟は子供時代から進次郎氏が常に自らの考えを持ち、自立心を育んできたことを示唆している。

自民総裁選、小泉元首相はアドバイスも「強攻オンリー」? 息子・進次郎氏は判断への影響否定

 9月の自民党総裁選への出馬が取り沙汰されている小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)が今月10日配信のラジオNIKKEI番組で「仕事上の判断や決断をいちいちおやじに仰ぎますか」と強調し、出馬判断に当たっての父・純一郎元首相の助言を否定したことが政界で話題となっている。

 全国的には「親子の確執」が語られるが、小泉家地元の三浦半島での反応は「そうだろうね」(地元のベテラン市議)と淡々。「純ちゃんの戦略は強攻オンリーで『手の内』にならない」(純一郎氏時代からの支持者)からだ。進次郎氏の後見人の菅義偉前首相(2区)も周囲に「とっくに独り立ちしている」と感想を漏らしており、今回の総裁選を巡り元首相が指南役となる場面はなさそうだ。

 進次郎氏は小学生時代、兄で現在は俳優の孝太郎氏とともに近所の小学校のソフトボールチームに所属した。当時のコーチら関係者が「お父さん(純一郎氏)からどんなアドバイスをしてもらっているの?」と問うと兄弟の答えは異口同音だったとされる。

 「バットは振れ!」「ボールは投げろ!」

 当時のこのコーチはこの4月に全国信用金庫協会の会長に就いた平松廣司かながわ信金会長だった。

 純一郎氏の哲学に全くぶれがないことが10年ほど後の1999年の高校野球神奈川大会でも証明される。進次郎氏が副主将で二塁を守った関東六浦が春ベスト8、夏はベスト16と躍進した。首相就任前の純一郎氏は党務と公務の間にサングラス姿で球場に通ったが掛け声はいつも一緒だった。

 「ぶんぶん振り回せ!」「全部真ん中(に投げろ)!」。バントの構えを見せると「もったいないぞ!」と絶叫し、応援に駆けつけていた他の選手たちの家族を笑わせていた。