北海道 太平洋側沿岸は明日(18日)までうねり伴う高波に注意

AI要約

強い台風第7号は北日本~東日本の太平洋側沿岸に高波をもたらし、北海道太平洋側沿岸では波の高さが4メートルから5メートルに達します。明日もうねりが残り、船舶関係は特に注意が必要です。

台風が日本列島から離れる中、北海道では一週間の間に雨が多く降る見込みです。台風一過後は札幌や函館は晴れるでしょうが、22日から24日にかけて大雨の可能性もあるため、気象情報に留意が必要です。

気温は平年並みかやや高い日が続きますが、真夏日を超える内陸地域もあるでしょう。湿度が高くなり蒸し暑い日も続くため、暑さ対策を怠らないようにしましょう。

北海道 太平洋側沿岸は明日(18日)までうねり伴う高波に注意

強い台風第7号は今日(17日)12時現在、福島県いわき市の東海上を北東に進んでいます。台風第7号は今後日本列島から離れる見込みですが、北日本~東日本の太平洋側沿岸では広範囲で高波が発生している模様です。北海道の太平洋側沿岸では明日(18日)まではうねりを伴う高波に注意して下さい。また、この先一週間の道内は、気圧の谷や湿った空気の影響で、雨の降る日が多くなりそうです。

強い台風第7号は今日(17日)12時現在、福島県いわき市の東約290kmの海上を時速約20kmの速さで北東に進んでいます。この台風は今後も東よりに進んで日本列島から離れ、明後日19日の朝までに日本はるか東海上で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風の本州方面への接近に伴い、北日本~東日本の太平洋側沿岸では広範囲で波が高くなっていると想定されます。また、台風から遠く離れた北海道の太平洋側沿岸では関東周辺海域の高波によってうねりが到達しており、周期が長くなっています。

北海道太平洋側沿岸では、今日いっぱいは波が高く、日高から東の地域では波の高さが4メートルから5メートルとしける見込みです。明日もうねりが残り、波は3メートルと引き続き高いでしょう。船舶関係は高波やうねりに注意し、また、波がおさまるまで海岸付近には近づかないようにしてください。

この先一週間の北海道は、気圧の谷や湿った気流の影響で雨の降る日が多くなりそうです。台風が東に遠ざかる明日は札幌や函館など道央や道南方面などで晴れるでしょう。道内西半分の地域は台風一過で割合乾燥した空気が入り、カラっとした陽気となりそうです。

なお、明後日(19日)以降は雲が広がり、雨の降る日が多くなるでしょう。特に低気圧や前線が北海道付近を通過する予想の22日(木)~24日(土)は道内広く雨となり、低気圧の進路等によっては大雨となる可能性もでてきそうです。最新の気象情報に注意して下さい。

この間、日中の最高気温は平年並みか3度ほど高くなる見込みです。札幌や旭川など内陸では最高気温が30℃以上の真夏日の日もありそうですが、厳し暑さが長く続くことはない見込みです。ただし湿度が高くなって蒸し暑くなる日もまだまだありそうですので、暑さ対策は引き続き重要となるでしょう。