岸田派の林芳正官房長官、自民党総裁選出馬へ 推薦人確保にめど 周囲に意向伝達

AI要約

自民党岸田派(宏池会)ナンバー2の座長を務めた林芳正官房長官(63)が9月の党総裁選に出馬する意向を固めた。

周囲に意向を伝え、同派を中心に推薦人20人確保のめども立っている。

林氏は自民が野党だった平成24年の総裁選に出馬した経験があり、各種要職を歴任して令和3年の衆院選で当選した経歴がある。

岸田派の林芳正官房長官、自民党総裁選出馬へ 推薦人確保にめど 周囲に意向伝達

自民党岸田派(宏池会)ナンバー2の座長を務めた林芳正官房長官(63)が9月の党総裁選に出馬する意向を固めた。16日、複数の党関係者が明らかにした。すでに周囲に意向を伝えており、同派を中心に推薦人20人確保のめども立っているという。

林氏は岸田文雄首相を外相や官房長官として支えてきた。15日の記者会見では、首相の退陣表明を「大変無念だ」と述べる一方、自らの総裁選出馬に関しては「コメントは差し控えたい」と述べるにとどめていた。

林氏は自民が野党だった平成24年の総裁選に出馬したが、5人中最下位だった。官房長官、外相のほか、防衛相、農林水産相、文部科学相などを歴任。5期務めた参院議員を辞職して令和3年10月の衆院選に立候補し、山口3区で当選した。