非常に強い台風7号 今夜にかけ関東に最接近 沿岸部中心に暴風・大雨・高波に警戒

AI要約

非常に強い台風7号は今夜にかけて関東に最接近し、暴風や大雨による災害に警戒が必要です。

台風の特徴や進路について、衛星画像などを元に詳細を説明しています。

関東地方の沿岸部や内陸部での影響、停電情報、注意喚起が記載されています。

非常に強い台風7号 今夜にかけ関東に最接近 沿岸部中心に暴風・大雨・高波に警戒

非常に強い台風7号は今夜にかけて関東に最接近。沿岸部を中心に暴風や大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高波に厳重な警戒が必要です。

非常に強い台風7号は今夜にかけて関東に最接近するでしょう。

今回の台風の特徴は関東接近時に発達のピークを迎えている点です。日本付近の海面水温は平年より高く、伊豆諸島近海でも30℃前後と台風が発達しやすい状況となっています。衛星画像でも、台風の眼はくっきりしており、発達していることが分かります。

15時30分現在、台風本体の活発な雨雲が千葉県にかかり、千葉県では断続的に土砂降りの雨となっています。内陸部にも台風のアウターバンド(外側の雨雲)がかかり、激しい雨の降った所があります。

15時30分現在、千葉県や神奈川県、埼玉県などで停電が発生している所があります。これから暗い時間になりますので、今は停電が発生していない地域も停電に備えておくと安心です。

関東地方は、今夜遅くにかけて、千葉県や茨城県など沿岸部を中心に飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転する恐れもある猛烈な風が吹くでしょう。最大瞬間風速は陸上でも45メートルが予想されています。沿岸部では不要不急の外出は避けてください。明日17日の午前中にかけても吹き返しの風が強く吹きそうです。

今夜遅くにかけて千葉県や茨城県など沿岸部には台風本体の雨雲がかかり、猛烈な雨の降る所があるでしょう。内陸部の地域もアウターバンドがかかり、所々で非常に激しい雨が降りそうです。茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京地方、伊豆諸島、神奈川県、山梨県では線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。明日17日明け方にかけても沿岸部では激しい雨の降る所があるでしょう。

関東の海上では、今夜遅くにかけて、うねりを伴って猛烈にしけるでしょう。満潮の時刻は16時前後で高潮にも注意・警戒してください。海岸付近には近づかないようにしましょう。