多摩市の都営住宅から男女の遺体 60代母と30代息子か 熱中症の可能性も

AI要約

東京・多摩市の都営住宅内で男女2人の遺体が見つかり、警視庁が身元特定を進める状況です。

2人は60代の母親と30代の息子であり、部屋には外傷はなく、玄関にはチェーンがかかっていたため事件性は低いと見られています。

部屋のエアコンがついていなかったことから熱中症の可能性もあるため、司法解剖を行い死因を特定することになっています。

きのう午後、東京・多摩市の都営住宅の一室で男女2人の遺体が見つかりました。警視庁は2人の身元の特定を進めています。

きのう午後2時前、多摩市諏訪の都営住宅の一室を訪ねた市の福祉課職員から「住宅からの応答がなく、腐敗臭がする」と119番通報がありました。

消防からの通報を受け、警察官が駆けつけたところ、この住宅の中で2人の男女が敷き布団の上で倒れていて、すでに死亡していました。警視庁は、2人がこの家に住む60代の母親と30代の息子とみて、身元の特定を進めています。

警視庁によりますと、▼2人に外傷はなく、▼自宅の鍵はかかっていて、▼玄関にはチェーンがしてあったということで、事件性は低いとみています。

また、部屋のエアコンがついていなかったことから、熱中症の可能性もあるとみて、今後、司法解剖をして死因の特定を進めることにしています。