酒に酔いバス運転手の胸ぐらつかむ 暴行容疑で博多の女子高校生逮捕

AI要約

福岡県警は、女子高校生がバス運転手の胸ぐらをつかんだとして暴行容疑で逮捕された事件を発表した。

生徒はバスの車内で寝ていたが、運賃を払わず降車しようとした時に胸ぐらをつかんだ疑いがある。

生徒は酒に酔っており、呼気から高濃度のアルコールが検出された。警察は飲酒の経緯を調査している。

酒に酔いバス運転手の胸ぐらつかむ 暴行容疑で博多の女子高校生逮捕

 バス運転手の胸ぐらをつかんだとして、福岡県警博多署は15日、福岡市博多区の女子高校生(16)を暴行容疑で現行犯逮捕し、発表した。「バスの運転手さんの胸ぐらをつかんだことは間違いありません」と容疑を認める一方、「理由は覚えていません」などと話しているという。

 署によると、生徒は、15日午前7時50分ごろ、同区竹丘町3丁目の西鉄バス営業所の車庫で、運転手男性(47)の胸ぐらをつかんだ疑い。

 生徒は、終点後のバスの車内で寝ていたが、その後、運賃を払わず降車しようとしたため、運転手が精算を求めたところ、胸ぐらをつかんだという。この様子を見たバス清掃員の女性が「女性がバスの運転手に因縁をつけてつかみかかっている」と110番通報した。

 生徒は酒に酔った状態で、呼気からは基準値の4倍のアルコールが検出されたという。署は、生徒が酒を飲んだ場所や経緯などを調べている。(山本達洋)