【竜王戦】佐々木勇気八段の初挑戦か広瀬章人九段が追いつくか 藤井聡太竜王への挑決第２局開始
AI要約
藤井聡太竜王への挑戦権を争う第37期竜王戦挑戦者決定3番勝負第2局が開催された。
佐々木勇気八段が初戦を制し、挑戦権獲得に王手をかける。
広瀬章人九段は2年ぶりのタイトル戦出場を目指し、激戦が予想される。
藤井聡太竜王（名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖＝22）への挑戦権を争う、将棋の第37期竜王戦挑戦者決定3番勝負第2局、広瀬章人九段（37）対佐々木勇気八段（30）戦が13日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。先手後手は事前に決まっており、先手は広瀬、後手佐々木。
7月29日に同所で行われた第1局は佐々木が89手で快勝。初の挑戦権獲得と、タイトル戦初登場まであと1勝とした。佐々木は7年前、デビュー1年目にして将棋界新記録となる29連勝を果たし、30連勝を目指した藤井を止めた。
今年3月17日に放送されたNHK杯決勝では藤井の連覇を止めて初優勝すると同時に、藤井が目指した年間最高勝率を阻止している。本年度はここまで9勝1敗と絶好調の「藤井ストッパー」が、今回は竜王戦4連覇阻止なるか。
対する広瀬は2年前の竜王戦挑戦者。レトロな戦型も含め、タイトル戦7番勝負で藤井を苦しめた。その時以来、2年ぶり4回目の登場を目指す。
持ち時間は各5時間。昼食休憩、夕食休憩を経て13日夜には決着の見込み。
