川崎市で5件目の不審火 半径550mの圏内で発生
川崎市の団地で不審火が相次いでおり、12日には5件目の事件が発生しました。
12日夜に発生した火災では、20代の男性の部屋の外で段ボールとすだれが燃えているのが発見されました。
周辺では緑道の木製ベンチやポリ袋などが燃える不審火が相次いでおり、警察は同一犯による連続放火の可能性を捜査しています。
川崎市の団地で12日夜、ダンボールなどが燃える不審火がありました。周辺では11日から緑道の雑草が燃えるなどの不審火が相次いでいて、これで5件目となります。
12日午後9時半ごろ、川崎市幸区の団地で4階に住む20代の男性から「部屋の外に火をつけられた」と110番通報がありました。
警察によりますと、男性が団地の自宅内にいたところ、窓越しに火が見えたことから外に出たところ、廊下に置いていた段ボールとすだれが燃えていたということです。火は男性が水をかけて消し止め、けがをした人はいませんでした。
幸区内では11日から緑道の木製ベンチやポリ袋などが焼ける不審火が4件相次いでいて、これで5件目です。5件の不審火は半径550mの圏内で発生していて、警察は同一犯による連続放火の可能性があるとみて捜査を進めるとともに、周辺のパトロールを強化しています。(ANNニュース)