台風5号、東北横断の恐れ 暴風大雨に警戒 気象庁
台風5号は関東から離れ、北上しており、12日に東北地方に上陸し、日本海側へ横断する可能性があります。暴風や高波、大雨に警戒が必要で、特に山形や秋田では土砂災害や浸水が懸念されています。
台風5号は中心気圧980ヘクトパスカルで、東側460キロ以内と西側220キロ以内が強風域です。予想される最大瞬間風速は東北30メートル、北海道25メートルで、波の高さも東北7メートル、北海道4メートルとなる見込みです。
東北の11日までの予想雨量は多い所で150ミリ、12日までに200ミリに達する見通しです。気象庁は引き続き暴風や大雨に警戒を呼びかけています。
台風5号は9日午後、関東から南東に離れた海上を北上した。
12日ごろに東北地方に上陸し、日本海側へ横断する可能性があり、気象庁は暴風や高波、大雨に警戒するよう呼び掛けた。7月下旬に梅雨前線の影響で大雨となった山形、秋田両県では土砂災害や浸水が懸念される。
5号は9日午後3時、関東の南東海上を時速30キロで北へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速30メートル。半径55キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、東側460キロ以内と西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
東北の11日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で150ミリ。12日午後6時までの同雨量は200ミリ。
11日に予想される最大瞬間風速は東北30メートル、北海道25メートル。波の高さは東北7メートル、北海道4メートル。