「酒で酔っていて覚えていない」水戸市で警察官2人が刺された事件 67歳男を再逮捕

AI要約

茨城県・水戸市で警察官2人がバタフライナイフで刺された事件で、犯人が殺人未遂の疑いで再逮捕された。

犯人は泥酔してタクシーで警察官2人を自宅まで送り届けた後、巡査長を刺そうとしたが、殺害は未遂に終わった。

犯人は供述で酒に酔っており覚えていないと説明している。

「酒で酔っていて覚えていない」水戸市で警察官2人が刺された事件 67歳男を再逮捕

先月、茨城県・水戸市で警察官2人がバタフライナイフで刺された事件で、このうち1人の警察官を刺した疑いで現行犯逮捕されていた男が、もう1人の警察官への殺人未遂の疑いで再逮捕されました。

殺人未遂などの疑いで再逮捕されたのは、水戸市河和田の無職、田中祥男容疑者(67)です。

田中容疑者は先月19日の未明、水戸市の自宅で37歳の巡査長の腹をバタフライナイフで刺して殺害しようとした疑いがもたれています。

警察によりますと田中容疑者は泥酔してタクシーに乗り、「料金を払ってくれない」と通報を受けた巡査長ら警察官2人に自宅まで送り届けてもらったあと、犯行に及んでいました。

その際、もう一人の38歳の巡査部長もバタフライナイフで左胸や右腕を刺していて、この巡査部長への殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されていました。

警察によりますと、調べに対し「酒で酔っていて覚えていない」という趣旨の供述をしているということです。