女川原発の訓練で熱中症と脱水 2号機再稼働には影響なし

AI要約

東北電力は女川原発2号機の再稼働訓練中に男性社員と従業員が熱中症や脱水症状になり、訓練は中断したが再稼働計画に影響はない

訓練は自然災害時の施設損壊を想定し行われ、体調不良は屋外での作業後に発生

東北電力は訓練再開の日程を調整中

 東北電力は9日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働に向けた8日の訓練中に、30代の男性社員が熱中症に、協力会社の30代と50代の男性従業員が脱水症状になったと発表した。訓練は中断したが、11月ごろとする再稼働計画に影響はないという。

 東北電によると、訓練は大規模な自然災害などによる施設の損壊を想定したもの。3人は屋外で放水設備の設置作業などをした後、午後3時~3時半ごろ体調不良を訴えた。いずれも入院はしていないという。

 東北電は訓練再開の日程を調整している。