宮崎震度6弱、江戸時代にも震源地付近でM7・6の地震 専門家、家具固定などの備え訴え

AI要約

宮崎県沖の日向灘で8日発生したマグニチュード(M)7・1の地震について、堀高峰・地震津波予測研究開発センター長は過去の同程度以上の地震が繰り返し起きていたことを指摘。

2016年の熊本地震を念頭に、周辺でさらに大きな地震の可能性に懸念を示し、新たな揺れに備える必要性を強調。

家具の固定などの備えが特に重要であるとして、対策の重要性を訴えている。

宮崎震度6弱、江戸時代にも震源地付近でM7・6の地震 専門家、家具固定などの備え訴え

宮崎県沖の日向灘で8日発生したマグニチュード(M)7・1の地震について、海洋研究開発機構の堀高峰・地震津波予測研究開発センター長(地震学)は「震源地付近では、1662年の外所(とんところ)地震(M7・6)など過去にも繰り返し同程度か、やや大きい地震が起きていた」と指摘する。

その上で2016年に起きた熊本地震を念頭に「最初の地震に続き、さらに大きな地震が周辺で起きる可能性も懸念される」とし、「新たな揺れに対して家具の固定といった備えが特に必要だ」と警鐘を鳴らす。