警視庁、落とし物ロッカーを公開 24時間受け取り可

AI要約

警視庁が、落とし物を受け取れる24時間対応のロッカーを導入したことを報道。オンライン予約が必要で、通知書が届いた場合にのみ利用可能。利用は14日から受け付け開始。

これまで落とし主には窓口来所や着払いでの郵送が必要だったが、新システムで落とし物の返還が円滑化。昨年の落とし物受領件数は400万件以上。

全国の警察で初の導入となるロッカーシステム。警視庁がより利便性を高める取り組みを推進中。

 警視庁は8日、落とし物を夜間や休日などいつでも受け取れるロッカーを報道陣に公開した。警視庁から落とし物の拾得を知らせる通知書が届いた場合にのみ利用できる。オンライン上での予約が必要で、14日から受け付け、20日から受け取りが可能となる。羽田保義会計課長は「さまざまなライフスタイルに対応した。都合に合わせてぜひ利用して」と話した。

 ロッカーの導入は全国の警察で初めて。警視庁遺失物センター(東京都文京区)の玄関付近に設置する。これまで落とし主に返還するには窓口に来てもらうか、着払いで郵送していた。昨年1年間に警視庁に届いた落とし物は約408万7千件だった。