真夏の勢い衰えず 全国的に高温続く 気象庁1か月予報

AI要約

気象庁は8日(木)、向こう1か月の天候の見通しを発表。全国的に暖かい空気に覆われ、気温が高くなる見込み。

降水量は日本海側で平年並みか少ない見込み。日照時間は太平洋側で多く、気温が高い状態が続く予想。

特に14日ごろからの5日間は気温が著しく上昇し、熱中症のリスクが高まる。暑さ対策が必要で、農作物や家畜の管理にも注意が必要。

真夏の勢い衰えず 全国的に高温続く 気象庁1か月予報

 気象庁は8日(木)、向こう1か月(8/10~9/9)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込み。期間の前半(8/10~8/23)は、気温がかなり高くなりそうだ。

 向こう1か月の降水量は、湿った空気の影響を受けにくいため、北・東・西日本の日本海側で平年並みか少ない見通し。太平洋高気圧に覆われやすいため、日照時間は東・西日本の日本海側で多く、北日本と東・西日本の太平洋側は平年並みか多くなりそうだ。

 全国的にこの先2週間も、気温の高い状態が続く見込み。とくに14日(水)ごろからの5日間ほどは、平年より気温がかなり高くなりそうだ。気温が1年を通して最も高い時期で、熱中症の危険性が特に高まるおそれがあるため、屋外での活動等は万全な暑さ対策を行う必要がある。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。