ハリス氏は「かなり有利」トランプ氏は「反感を計算せず…」中林美恵子教授が米大統領選解説

AI要約

米大統領選で民主党候補のカマラ・ハリス副大統領が元検事という立場からトランプ前大統領を犯罪人に見立てて選挙戦を展開しているが、属性だけで戦うのは不十分と指摘。

勝利には接戦州の選挙人を取る必要があり、政策が重要であると強調。

トランプ前大統領はハリス副大統領を口撃し、父親がアフリカ系で母親がインド系であることについても言及。反感を計算せずに言葉を選んでいないと指摘。

 早大教授の中林美恵子氏が8日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。米大統領選で民主党の候補者、カマラ・ハリス副大統領(59)が元検事という立場から、共和党の候補者に選ばれたドナルド・トランプ前大統領(78)を犯罪人に見立てて選挙戦を展開している点について、「かなり有利。ただ、若さや女性という属性だけで戦うのは十分ではない」と語った。

 さらに「今後、勝ちに行くには接戦州の選挙人を取っていかなければいけない。政策が非常に大事」とした。

 対するトランプ前大統領は、7月31日の黒人記者会での会合でハリス副大統領を“口撃”した。ハリス副大統領は父がアフリカ系、母はインド系という点も踏まえてのもので「かなりの反感を計算せずに思ったことを言ってしまった」と指摘した。