「なんで長崎に出ない?」長崎の平和式典欠席の米国大使、広島式典後「日本は親友」と投稿していたのに…SNSのコメント欄は大荒れ

AI要約

米国のエマニュエル駐日大使が原爆の日の平和祈念式典を欠席し、SNSで批判を浴びる。

長崎市の式典にはパレスチナだけが招待され、米国側が見合わせを決めたことが明らかに。

エマニュエル大使のSNS投稿は原爆投下に触れず、怒りを買う。また、長崎の式典欠席には触れず、震災支援に言及。

「なんで長崎に出ない?」長崎の平和式典欠席の米国大使、広島式典後「日本は親友」と投稿していたのに…SNSのコメント欄は大荒れ

 米国のエマニュエル駐日大使が、9日に開かれる長崎市の「原爆の日」平和祈念式典を欠席することが分かった。広島の式典後には、日本を「親友」と表現して投稿していたことに、SNSでは批判が殺到している。

 長崎市の式典にはパレスチナが招かれ、イスラエルは招待されないことを受け、米国側が参加見合わせを決めたという。一方、6日に広島市で開かれた式典には、米国やイスラエルが招待され、パレスチナは招かれなかった。

 日本のSNS上では、エマニュエル大使が自身のX(旧ツイッター)で6日、広島市での式典について「憎しみ合う敵同士だった国でも、戦争の廃墟から立ち上がり、親友そして最も親密なパートナーになれるのだと、広島は教えてくれる」などと投稿したことに怒りが爆発。「で、なんで長崎に出ないんだ?」「長崎市民はそうではないと言うことですかね」「広島から何を学んだというのか?」などとコメント欄が大荒れになっている。

 また、この投稿は米国が原爆を落としたことに全く触れておらず、「すごいな、完全に他人事だ」「廃墟にしたのはアメリカ」「どのツラ下げて抜かしてるんだ」など、火に油を注いでいる。

 エマニュエル大使はXでは今のところ長崎の式典欠席に触れず、7日は東日本大震災の復興支援について「米国と日本によるTOMODACHIイニシアチブ」「現在、福島の人たちは、心に傷を負ったイスラエル南部の若者たちに、同じような友情、思いやり、そして支援の手を差し伸べ、生活とコミュニティー再建を手助けしています」などと投稿した。