映画「ワイルドスピード」手掛けた会社に”エアロ”頼んだ愛車が…ドラレコが捉えた”当て逃げ”事故の瞬間 大きな事故に繋がる危険運転

AI要約

2024年8月3日、福岡県で起きた車を当て逃げする事件。赤信号を無視した黒い車が男性の特別なスポーツカーに接触し、逃走した。

加害者の運転は非常に危険で、ドライブレコーダーの映像には走行車線をはみ出している様子が記録されていた。

男性は12年前から大事に乗っていた車で、修理費用が相当な金額になると懸念している。警察は逃走した車を捜索中。

映画「ワイルドスピード」手掛けた会社に”エアロ”頼んだ愛車が…ドラレコが捉えた”当て逃げ”事故の瞬間 大きな事故に繋がる危険運転

2024年8月3日、午後10時過ぎ。福岡県筑紫野市の国道を走る1台の車。赤信号の交差点で停車した。次の瞬間だった。「ゴンッ」「ブーッ」と異常な音が響く。黒い車が停車中の車に接触し、赤信号を無視して逃走したのだ。

車を当て逃げされた男性は、「いきなり『ガン』ときたので、『えっ!?』と。普通、止まるだろうと思うが、(ぶつかった黒い車は)ちゅうちょなくスピードを上げた。赤信号を無視して走り去る車に「私もさすがに追えないと思い停車した」と驚愕(きょうがく)し、困惑した当時を振り返る。

事故が起きた現場は、片側3車線の道路。当時、男性の車は赤信号で左側の車線に停まり、右折車線には別の普通乗用車が停まっていた。加害者の黒い車は、中央車線を走り抜けて行った。

車の後方に設置されていたドライブレコーダーの映像が残されている。加害者の車が近づいているのが確認できる。さらに映像を細かく見ると、黒い車は走行車線をはみ出して走っているようにも見える。

一歩間違えば、大きな事故に繋がった危険な運転。この事故で被害にあった男性の車は、車体やホイールに複数の傷がついた。男性が12年前から大事に乗り続けている特別なスポーツカーだった。「世界的に大ヒットした映画『ワイルド・スピード』で、エアロパーツを作った会社に頼んで作っていただいた車」だと被害に遭った男性は話す。修理費について取材班が尋ねると、「相当な金額になると思います」と、肩を落とした。

男性から通報を受けた警察は、道路交通法違反の疑いで逃げた黒い車の行方を追っている。

(テレビ西日本)