名古屋でひったくり 1か月で少なくとも23件 多くは午後から深夜の犯行 “ながら歩き”は控えて!

AI要約

名古屋市内で、ひったくりの被害が相次いでいることが報告されている。

複数の女性が後ろから白いスクーターに乗った人物にひったくられ、現金や貴重品が盗まれる被害が発生している。

警察は関連を調査中であり、市民には特に午後から深夜にかけての時間帯に警戒を呼びかけている。

名古屋でひったくり 1か月で少なくとも23件 多くは午後から深夜の犯行 “ながら歩き”は控えて!

名古屋市内で、ひったくりの被害が止まりません。

警察によりますと、6日午後4時20分ごろ、名古屋市東区泉二丁目の路上を歩いていた60歳の女性が、後ろから近づいてきた白いスクーターに乗った人物に追い抜きざま、現金6万円あまりやポーチなどが入った手提げカバンをひったくられました。

女性にけがはありませんでした。

また、約15分後の午後4時35分ごろには、2キロほど離れた名古屋市中区新栄でも…。

歩いていた女性(22)がスクーターに乗った人物に現金3500円などが入った手提げカバンをひったくられました。女性に、けがはありませんでした。

スクーターに乗った人物は、いずれも黒いヘルメットに上下黒っぽい服を着ていたということで、警察が関連を調べています。

名古屋市内では、バイクによるひったくりが7月8日から8月6日までに、少なくとも23件相次いでいて、このうち警察が発表した16件の発生場所をみると、市内中心部から東側にかけての広い範囲にわたっているのが分かります。

午後から深夜にかけての時間帯での犯行が多く、警察は関連を捜査するとともに、スマートフォンを操作したり音楽を聞きながら歩くのは控えることや、車道側に荷物を持たないこと、歩道と車道の区別がない場所では特に気を付けることなどを呼びかけています。