奈良のシカもぐったり…厳しい暑さの中「サウナ」「ブルーベリー」が大人気ってナゼ?暑さを逆手に取ったアイデア続々
愛知・名古屋市や奈良市などで危険な暑さが続く中、サウナやブルーベリーが注目されている。
暑さを逆手に取ったテントサウナや果樹園のしわしわブルーベリーが人気を集めている。
また、川でのクールダウンや甘みが増すブルーベリーの魅力が伝えられている。
連日の“危険な暑さ”の中、サウナやブルーベリーが大注目?
暑さの影響を「逆手に取った」こんなものが人気を呼んでいる。
2日も最高気温38.5℃と、危険な暑さとなった愛知・名古屋市。
3日連続で“体温超え”の暑さに、子どもも思わず…。
男の子:
もうサウナにいるみたい。
最高気温37.7℃を観測した奈良市では、奈良公園の鹿たちが屋根の下でぐったり。
木陰にも、同じ体勢で休む鹿たちの姿が見られた。
そんな中、東京都内で人気となっているのが、テントサウナだ。
利用客:
気持ちいいですね。
奥多摩町のキャンプ場、川沿いに設置されたテントサウナの中には、大粒の汗をかきながらサウナを楽しむ人たちが。
この暑さの中、なぜサウナが選ばれているのかというと、水風呂代わりに天然の川でクールダウンができるため。
水温は10℃前後と冷たく、この時期ならではのぜいたくな楽しみ方。
この“天然の水風呂”目当てに客が急増しているという。
利用客:
(暑い夏だということを)忘れちゃいますね。めっちゃ涼しいですもん、今。
さらに、暑さの影響を逆手にとって人気を呼んでいたのが、神奈川・三浦市の果樹園だ。
本来は丸々としているブルーベリーの表面が、梅干しのようにシワシワに。
暑さで余分な水分が抜け、甘みが増しているのだという。
岩崎ファーム・岩崎泰樹さん:
ちょっとシワシワになったブルーベリーは、とても糖度が乗っているので甘いんですよ。
客:
なんか水が抜けて、より甘さが濃くなっていました。
SNSへの投稿をきっかけに注目された、“しわしわブルーベリー”。
通常のブルーベリーと食べ比べてみると、通常のものが甘酸っぱく、かんだ瞬間に水分がジュワッと出てくるのに対して、“しわしわブルーベリー”は甘みが強く、しっかりとした食感になっている。
商品としては販売できないそうだが、ブルーベリー狩りでなら食べることができるため、好評なのだという。
暑さが続く関東は、4日(日曜日)にはゲリラ雷雨に注意が必要となる。
(「イット!」8月2日放送分より)