万博整備費、3度目の増額考えず 自見担当相、厳格管理を強調

AI要約

自見英子万博相は31日、大阪市で講演し、2025年大阪・関西万博に向け2350億円確保している会場整備費の3度目の増額は考えていないと強調した。

整備費はこれまでに2度上振れし、当初比1.9倍の2350億円に膨張しており、海外パビリオン建設遅れや爆発事故の再発防止対策などで追加費用が見込まれるが、現在の整備費で対応する考えを示した。

日本国際博覧会協会の負担増については、整備費の範囲内で収まるようにし、政府が工事費を厳格に管理していくと述べた。

万博整備費、3度目の増額考えず 自見担当相、厳格管理を強調

 自見英子万博相は31日、大阪市で講演し、2025年大阪・関西万博に向け2350億円確保している会場整備費に関し「3度目の増額は考えていない」と強調した。一部海外パビリオンの建設遅れに伴い日本国際博覧会協会の負担増が見込まれるが「整備費の範囲で収まるようにする。政府が工事費は厳格に管理していく」と述べた。

 整備費はこれまでに2度上振れし、当初比1.9倍の2350億円に膨張している。

 自見氏は、海外パビリオン建設遅れへの対応の他、3月に会場で起きたメタンガスによる爆発事故の再発防止対策などで「追加費用が見込まれるのは事実だ」と指摘。その上で現在の整備費で対応する考えを示した。