オンラインカジノの決済代行会社の代表ら5人を逮捕 日本人が利用しやすいように日本語版サイトを作成したか

AI要約

5人の男性が逮捕された海外オンラインカジノ事件。決済代行会社が日本人客に賭博を提供し、日本語版登録画面も用意。

小坂容疑者を含むグループは会社口座に入金し、640億円以上の賭け金が集まった疑い。

小坂容疑者は容疑を認め、他の4人は否認。警察は組織の実態を解明するため捜査を進めている。

海外のオンラインカジノで客に賭博をさせたとして男5人が逮捕された事件について、指示役のグループがカジノのサイトに日本語版の登録画面を作っていたことがわかりました。

この事件は、都内の決済代行会社の代表・小坂仲人容疑者(46)ら5人が会社の口座に入金することで海外のオンラインカジノを利用できる決済代行システムを運営し、おととし6月から去年5月にかけて、男性客6人に賭博をさせた疑いで警察に逮捕されたものです。

警察によりますと、このカジノは海外では合法的に運営されていて「バカラ」などのゲームができるということです。

その後の取材で、小坂容疑者らに指示していた日本人グループがカジノのサイトに日本語版の登録画面を作っていたことがわかりました。

多くの日本人が利用しやすように作ったとみられ、小坂容疑者の会社の口座には1年半の間におよそ4万9000人の名義で、640億円にのぼる入金があったということです。

取り調べに対し、小坂容疑者は容疑を認め、他の4人は否認しています。

警察は、小坂容疑者らに指示していたグループなど組織の実態解明を進めています。