ミャンマーからゾウ4頭が到着 福岡市動物園、今秋に一般公開

AI要約

ミャンマーで飼育されていたアジアゾウ4頭が福岡市動物園に到着。地元市が姉妹都市の交流として受け入れ。ゾウは体調良好で今秋一般公開予定。

雄1頭、雌3頭がチャーター便で来日。同日、園に搬入完了。2017年以来のゾウ復帰で誘客効果期待。

在日ミャンマー人有志が軍事政権の市民弾圧に言及し、受け入れ反対の声明提出。

 ミャンマーで飼育されていたアジアゾウ4頭が30日、新たな住まいとなる福岡市動物園に到着した。福岡市は同国のヤンゴン市と姉妹都市で、交流の一環として受け入れた。同園は「4頭とも体調は良好」としている。今秋中に一般公開する。園は2017年からゾウ不在となっており、誘客効果を期待する。

 来日したのは雄1頭、雌3頭。ゾウはヤンゴンの空港から貨物機のチャーター便で輸送され、30日午前、北九州空港に到着。空港からトラックで園まで運ばれ、同日午後7時ごろ、搬入が完了した。

 在日ミャンマー人有志は今年6月、同国で軍事政権による市民弾圧が続いていることから、受け入れ反対の声明を市に提出した。