田中啓二さん死去 東京都医学総合研究所理事長

AI要約

田中啓二さんは東京都医学総合研究所の理事長であり、分子生物学の分野で活躍していたが、病気のため75歳で亡くなった。

田中啓二さんは細胞内の不要なタンパク質を分解する「プロテアソーム」の研究で知られており、数々の賞を受賞している。

葬儀は家族だけで行われ、近くお別れの会が予定されている。

 田中 啓二さん(たなか・けいじ=東京都医学総合研究所理事長・分子生物学)23日午前、病気のため東京都内の自宅で死去、75歳。

 徳島市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は娘の橋本誠子(はしもと・せいこ)さん。同研究所などが近くお別れの会を開く。

 細胞内の不要なたんぱく質を分解する「プロテアソーム」の研究で知られる。2010年日本学士院賞、11年慶応医学賞、14年文化功労者。