「森あるところにはクマがいる」警察官らがクマ撃退スプレーを使った訓練 警視庁青梅署

AI要約

東京・多摩地域でクマが相次いで目撃される中、警視庁が「クマ撃退スプレー」を使った訓練を実施。

訓練では、東京農業大学の山崎晃司教授が警察官らにスプレーの使用方法やクマとの遭遇時の対処法を指導。

都内ではクマの目撃情報が増加傾向にあり、スプレーは身近に置くよう呼びかけられている。

「森あるところにはクマがいる」警察官らがクマ撃退スプレーを使った訓練 警視庁青梅署

今年に入り、東京・多摩地域でクマが相次いで目撃されていることを受け、警視庁はきょう、「クマ撃退スプレー」を使った訓練を行いました。

「クマ撃退スプレー」を使った訓練は、きょう午前、東京・奥多摩町で行われ、警視庁青梅署の警察官らおよそ40人が参加しました。

訓練では、クマの生態に詳しい東京農業大学の山崎晃司教授が、スプレーの使用方法やクマに遭遇した際の対処方法について警察官や町役場の職員にレクチャーを行いました。

都内では多摩地域を中心に去年1年間で211件のクマの目撃情報が寄せられていて、今年に入ってからも増加傾向にあるということです。今月24日には奥多摩町で空き家にクマが出没し、警察官がスプレーを実際に噴射したということです。

山崎教授は「森があるところにはクマがどこにでもいるという認識を持ち、スプレーは腰や胸などすぐに使える場所に携帯してほしい」としています。