立民の小沢氏、泉代表支援に難色 「野党共闘進まず」

AI要約

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は、9月の代表選で泉健太代表を支援しない意向を示しました。小沢氏は以前は泉氏を支援していましたが、今回は野党協力の進展を疑問視しました。

小沢氏は泉氏が国民民主党、日本維新の会の両代表と連続して会食したことにも懸念を示し、「慌てて食事しても何も変わらない」と述べました。

国政報告会では小沢氏は、次期衆院選において国民や維新などとの協力が勝利の鍵であるとし、野党協力の重要性を強調しました。

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は27日、9月の代表選で泉健太代表を支援することに難色を示した。2021年の泉氏の代表就任以降、野党共闘は進まなかったとした上で「3年でできないのに、この1カ月でできるのか。駄目でしょう」と横浜市で記者団に話した。21年の代表選では小沢氏は泉氏を支援していた。

 泉氏が最近、国民民主党、日本維新の会の両代表と連続して会食したことについても「今、慌てて食事してどうなるわけでもない」と指摘した。

 立民議員の国政報告会での講演では、次期衆院選に関し「国民、維新などと力を合わせれば絶対勝つ。野党協力がなければこんな自民党でも勝ってしまう」と強調した。