「夏休みどうする?」 まだまだ探せば安く旅行はできる! “旅マスター”が伝授「格安」ツアーとホテル予約法 

AI要約

北陸行きの羽田発ツアーがJALでも1万円台である。トラベルコを利用することで国内・海外のツアーを簡単に比較できる。ツアーのメリットや注意点についても解説。

トラベルコは国内・海外ツアーを探す際に便利な機能を備えており、予算から探す機能や追加料金の確認などができる。具体的な価格も示されており、個別手配よりもお得な場合もある。

現状の旅費の高騰にも関わらず、ツアーを活用することでまだまだ安く旅行を楽しむことが可能である。便利な検索サイトや機能を使いこなして、お得な旅行プランを見つけよう。

「夏休みどうする?」 まだまだ探せば安く旅行はできる! “旅マスター”が伝授「格安」ツアーとホテル予約法 

国内・海外ともに旅費の高騰が伝えられる昨今、それでもなんとか安く旅ができる方法はあるはずだ。前記事では今からでも間に合う格安航空券についてまとめたが、今回は国内外のツアーや宿泊施設の探し方、また、まだ旅の行き先が決まっていない人向けの情報をお伝えしたい(価格は7月23日時点の情報です)。

■北陸行きの羽田発ツアーがJALでも1万円台

 ツアーを探すとき、国内・海外ともにわかりやすく、使いやすいのがツアー検索サイトだ。なかでも筆者がよく利用するのがトラベルコだ。

 トップページから「国内ツアー」を選択し、出発地を選択する。行き先を「指定なし」とした場合、日本中のすべての目的地のうち、特定の月のなかで、最も安いツアーから順に表示される仕組みとなっている。

 右上にカレンダーがあり、出発日ごとの最安値が出ている。たとえば8月24日(土)発の2泊3日で、羽田発小松往復のJAL航空券と金沢市内の金沢マンテンホテル駅前宿泊2泊(1室2名)で1人あたり2万800円だった(オリオンツアー)。

 同じ区間を自分で手配した場合、航空券が1万9236円(JAL公式サイト)、ホテル代が1人あたり2泊で8601円(Yahooトラベル)のものがあった。これだと1人あたり合計2万7837円になるので、個別の手配よりツアーが25%も安いのがわかる。

 ただし、ツアーの場合、土曜午前中の羽田・成田発や日曜夕方以降の羽田・成田着の便などを利用すると、追加料金をとられることが少なくない。ツアーの料金を調べるときは、必ず便ごとの追加料金も確認したうえで購入するかを判断したい。

 トラベルコは海外ツアーを探すときにも便利だ。

 特に役立つのが「予算から探す」という機能。トップページから「海外ツアー」を選択すると、「行き先から探す」という文字の右手に登場する。ここで上限を5万円とすると、燃油サーチャージ込みの金額で5万円以内のツアーがある国だけが表示されるという仕組みだ。

 8月出発の週末旅行の行き先として最も安かったのがLCCのPeachを利用した3泊4日のツアー(スタンダードクラスのホテルに1室2名で2泊)で2万9800円(阪急交通社)。ただし空港使用料や諸税は別途支払う必要があるので、トータルの支払い額は3万6210円となった。