水難事故が増える夏休み「水の事故の未然防止を考えるきっかけに…」 東京消防庁・水難救助隊発足“50周年”記念展

AI要約

東京・新宿区の消防博物館で水難救助隊発足50周年の記念展が行われています。夏休みに水難事故が増える中、東京消防庁は未然防止を呼びかけています。

水難救助隊活動を知るため、記念展では救助活動の再現模型やウェットスーツなどが展示されています。過去の水難事故でも救助活動は重要であることが示されています。

過去5年間の水難事故では特に夏休みシーズンの8月に救急搬送されるケースが多く、10代が最も多いことが分かっています。水の事故の未然防止が重要であることが改めて強調されています。

水難事故が増える夏休み「水の事故の未然防止を考えるきっかけに…」 東京消防庁・水難救助隊発足“50周年”記念展

水難事故が増える夏休みにあわせ、東京・新宿区の消防博物館で水難救助隊発足50周年の記念展が行われています。東京消防庁は「水の事故の未然防止を考えるきっかけにしてもらいたい」としています。

海や川などで救助活動を行う東京消防庁の水難救助隊。川やプールで遊ぶ機会が増える夏休みにあわせ、新宿区の消防博物館で「水難救助隊発足50周年」の記念展が行われています。

記念展では、水難救助隊による溺れた人の捜索を再現した模型や、水中でも目立つオレンジ色のウェットスーツなどが展示されています。

東京消防庁によりますと過去5年間の水難事故で救急搬送された人は54人で、このうち半数が夏休みシーズンの8月に搬送されていて、年代別にみると10代が最も多いということです。

東京消防庁は「水難救助隊の活動を知っていただいて水の事故の未然防止を考えるきっかけにしてもらいたい」としています。

記念展は9月16日まで開催しています。