上川外相、ASEAN会議出席へ 25日からラオス訪問

AI要約

上川陽子外相は25~28日にラオスを訪問し、ASEAN関連外相会議に出席する。ミャンマーや東・南シナ海情勢などを議論する予定。

25日に日ASEAN外相会議、26日に日メコン外相会議、27日にASEANプラス3外相会議などに出席予定。個別会談も調整中。

日本企業のASEAN進出を支援するため、新たに6つの公館に"経済広域担当官"を配置することを発表。

 上川陽子外相は23日の記者会見で、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に出席するため、25~28日の日程でラオスのビエンチャンを訪問すると発表した。

 政情不安が続くミャンマーや東・南シナ海情勢などを議論する見通し。上川氏は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化し、人間の尊厳を守る考え方を広げたい」と語った。

 上川氏は26日に日ASEAN外相会議と日メコン外相会議、27日にASEANプラス3(日中韓)外相会議、東アジア首脳会議(EAS)参加国外相会議、ASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会合に出席予定。中国の王毅共産党政治局員兼外相らとの個別会談も調整している。

 上川氏はまた、日本企業のASEAN域内進出を側面支援するため、新たにシンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、インドの5カ国6公館に「経済広域担当官」を配置する方針も発表した。