吉村知事が維新議員に厳命「かばうとかは絶対にダメ」斎藤元彦知事「パワハラ」「おねだり」疑惑

AI要約

大阪府の吉村洋文知事が兵庫県知事のパワハラ疑惑について真実を明らかにすべきだと主張。

維新は斎藤知事を推薦したが、真実を見極めるために調査結果待ち。

吉村氏は兵庫県議会に真実を明らかにする姿勢を求める。

吉村知事が維新議員に厳命「かばうとかは絶対にダメ」斎藤元彦知事「パワハラ」「おねだり」疑惑

 大阪府の吉村洋文知事が(49)が23日、府庁で定例会見を行った。日本維新の会の共同代表の吉村氏は、内部告発された兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑や“おねだり”疑惑などについて「一つ言えることがパワハラなどいろいろな疑惑、告発文書に書かれていることについて、真実、事実としてはどうだったのか、これは明らかにすべきだと思う」と述べ、その上で斎藤知事は「進退を判断すべきだと思う」と主張した。

 最も危惧するのは「何が事実で何が事実でないかをうやむやにしたままに終わりにするのは違うと思う」と強調した。

 21年の兵庫県知事選では維新は自民とともに斎藤氏を推薦した。自民党が斎藤氏に辞職を促す中、維新は「真実を見極めるべきだ」として兵庫県議会の調査特別委員会(100条委員会)や第三者機関による調査結果を待つ構え。今後の選挙戦を考えた上での“静観”の構えともとれるが、吉村氏は「兵庫県議会の維新のリーダーには真実を明らかにする姿勢を取り組んでもらいたい」と厳命したという。

 「擁護するのとも違うと思うし、政治的な意味で批判するのともちょっと違うと思う。どこに真実があるのか。告発文書に書かれたことは事実としてどうなのか。兵庫県議会の維新のメンバーには真実を明らかにする姿勢を貫いてもらいたい」と強調した。

 調査特別委員会(100条委員会)などで「維新の議員はかばうとかは絶対にダメ」と語気を強めた。