愛知知事「JR東海は大いに反省を」 東海道新幹線の終日見合わせ

AI要約

東海道新幹線の保守用車両同士が22日に線路上で衝突し、始発から運転を見合わせた事故について、愛知県の大村秀章知事はJR東海に対し反省の強化と再発防止策の徹底を求めた。

大村知事は、東海道新幹線の特異性と運転再開までの混乱について指摘し、復旧体制や作業手順、連絡体制、アナウンス方法の検証を要求した。

検証結果が公表されることを期待する大村知事は、再発防止のための透明性と責任への取り組みを期待している。

愛知知事「JR東海は大いに反省を」 東海道新幹線の終日見合わせ

 東海道新幹線の保守用車両同士が22日に線路上で衝突し、始発から運転を見合わせた事故について、愛知県の大村秀章知事は23日の定例記者会見で「JR東海は大いに反省し、速やかに原因を究明して再発防止策を徹底していただきたい」と苦言を呈した。

 大村知事は「東海道新幹線は、全ての交通体系で別格中の別格ということが(影響の大きさから)明らかになった」と指摘。同社が運転再開の時期を二転三転させたことについても、「復旧の体制、作業の手順を検証してほしい。現場との連絡体制、(利用者への)アナウンスの仕方も速やかに検証していただきたい」と述べた。

 同社の検証結果については「公表されることになろうかと思う」と公にするよう求めた。【荒川基従】