バイデン氏撤退は「トランプ陣営嫌がる展開」 神戸大・簑原俊洋教授 奈良「正論」懇話会

AI要約

奈良「正論」懇話会の第92回講演会が22日、奈良市の奈良ホテルで開かれ、認定NPO法人インド太平洋問題研究所理事長の簑原俊洋氏が「リマッチの行方は?~2024年米大統領選とアメリカの現状」と題して講演した。

簑原氏は、11月の米大統領選で再選を目指していた民主党のバイデン大統領が撤退を決断したことについて言及。選挙戦で有力視されるハリス副大統領との接戦になる可能性があると指摘。

また、争点としてバイデン政権下の実感なき経済成長やアフガニスタン撤退時の混乱、人工妊娠中絶へのスタンスなどが取り沙汰される可能性が高いと述べた。

バイデン氏撤退は「トランプ陣営嫌がる展開」 神戸大・簑原俊洋教授 奈良「正論」懇話会

奈良「正論」懇話会の第92回講演会が22日、奈良市の奈良ホテルで開かれ、認定NPO法人インド太平洋問題研究所理事長で神戸大大学院法学研究科教授の簑原俊洋氏が「リマッチの行方は?~2024年米大統領選とアメリカの現状」と題して講演した。

簑原氏は、11月の米大統領選で再選を目指していた民主党のバイデン大統領が選挙戦からの撤退を決断したことについて、「トランプ陣営が嫌がる展開になっている」と指摘。候補として有力視されているハリス副大統領との選挙戦になった場合、接戦もあり得るとした。

その上で争点として、バイデン政権下での実感なき経済成長や、2021年の米軍のアフガニスタン撤収時の混乱、人工妊娠中絶へのスタンスなどが挙がる可能性があると予想した。