浜松38.5度、旭川35度 全国9割で真夏日 気象庁

AI要約

日本列島は21日、全国に猛暑日が広がる日となりました。浜松市や兵庫県などで38度以上の気温が観測され、30度以上の真夏日も今夏最多の822地点に達しました。

気象庁は近畿と中国地方の梅雨明けを発表し、東・西日本では猛暑日が続くことが予想されています。熱中症対策が必要です。

主要都市でも高い気温が観測され、札幌や名古屋、大阪などで猛暑日が記録されました。

 日本列島は21日、晴れて気温が大幅に上がった所が多く、北海道から沖縄県までの各地で35度以上の猛暑日になる所があった。

 気象庁によると、浜松市天竜区で38.5度、兵庫県豊岡市で38.2度、京都市で37.9度を観測。北海道では鹿追町で36.1度、旭川市や北見市で35.0度となった。

 30度以上の真夏日となったのは午後5時時点で今夏最多の822地点と、全国観測点の9割を占めた。このうち猛暑日の所は220地点に上った。主要都市の最高気温は、札幌34.7度、仙台32.6度、東京都心(千代田区)34.6度、名古屋37.0度、大阪36.3度、福岡33.8度、那覇35.4度だった。

 同庁はこの日、近畿と中国地方の梅雨明けを発表した。いずれも平年より2日、昨年より5日遅かった。東・西日本では今月下旬、猛暑日が続く所が多いと予想され、熱中症に厳重な警戒が必要とみられる。