自民・茂木氏、総裁3年以内発言で釈明 「再選妨げず」

AI要約

自民党の茂木敏充幹事長は自身の発言を否定し、総裁の在職期間についての議論は行っていないと説明した。

茂木氏は岸田首相の任期切れに伴い、3年が望ましいと発言したが、党則は1期3年までと定められている。

茂木氏は今後の課題に備えるため、任期が終わるごとに次の任期への移行を示唆している。

 自民党の茂木敏充幹事長は16日の記者会見で、党総裁の在職期間を巡り自身が「3年以内くらい」が望ましいと発言したことに関し、「1人の総裁が3年以上やってはいけないという話は全くしていない」と説明した。

 岸田文雄首相が9月末に3年の任期が切れることから、茂木氏の発言は臆測を呼んでいた。

 党則で総裁任期は「1期3年、連続3期まで」と規定されている。茂木氏は「岸田氏うんぬんというよりも、一つの仕事をやるとしたら3年。さらに次の課題に立ち向かおうとしたら、次の任期ということになるのではないか」と述べた。