久子さま、AEDシンポに出席 「まず取り寄せて使う意識」

AI要約

高円宮妃久子さまはAEDの普及を記念するシンポジウムに出席し、AEDの重要性について強調された。

AEDが一般の人にも利用可能になった経緯や背景について述べられた。

故高円宮の急逝がAEDの使用の検討を促し、その普及に貢献した経緯が説明された。

 高円宮妃久子さまは14日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールを訪れ、自動体外式除細動器(AED)を一般の人が使えるようになって20周年を記念するシンポジウムに出席された。久子さまはあいさつで「AEDはその人の命だけでなく、家族や友人の人生を変えうると思う。まず取り寄せて使う意識が私たちに求められるのではないでしょうか」と問いかけた。

 2002年11月、故高円宮がスカッシュの練習中に心室細動で急逝したことが、医療従事者以外の使用の検討が進む契機となり、04年7月、解禁された。