テーブルの天板が水難事故の救世主に! 備えあれば憂いなしの想像の斜め上をいく浮具の実力とは

AI要約

ヘルメスが浮力を持つアウトドア用テーブルの天板「UKIBLE」の先行予約を開始。

川での水難事故のリスクや救助死の問題について説明。

ウキブルは救助を待つための救助具として開発され、大人用救命胴衣と同等の浮力を備えている。

テーブルの天板が水難事故の救世主に! 備えあれば憂いなしの想像の斜め上をいく浮具の実力とは

硬質ウレタン成型品を製造するヘルメスが、2024年6月24日(月)より応援購入サービスMakuakeにて、大人用救命胴衣と同等の浮力を発揮するアウトドア用テーブルの天板「UKIBLE」(以下、ウキブル)の先行予約を開始しました。

なお、一般販売の開始は2024年8月上旬を予定しており、川遊びや川でのバーベキューなど、お盆の帰省シーズンに合わせて備えておきたいアイテムです。

いよいよ本格的な夏を迎え、残念なことに水難事故の報道を目にする機会が少しずつ増えてきました。海はもちろんですがやはり危険なのが川辺。河川には海水浴場のようにライフガードなどの管理者は常駐しておらず、事故が発生した際にプロによる迅速な救助が困難です。

また川には流れがあり、急に川底が深くなることがあるなど、川での遊泳は非常にリスクが高いと言えます。さらに溺れた人を救助しようと、川に入った人が力尽きて溺れてしまう二次被害の“救助死”も頻発しています。

そこで名古屋の町工場ヘルメスが水難事故の救助死をなくすべく、大人用救命胴衣と同様の浮力をもつアウトドアテーブルの天板ウキブルを発案。アウトドアのもしもに備える浮く天板として、水難事故をなくしたいという想いから誕生しました。

要救助者、そして救助する側の命を守る考え方の正解は『浮いて待て』。ペットボトルなど、すぐに浮くものを要救助者に投げ入れることができれば、速やかに消防などに通報することができ、浮きながら救助を待つことができます。その行程を即座に実行できる救助具としてウキブルが開発されたのです。

救助具が自然と手元にあり、もしものときにすぐに活用できる環境をつくることで、決して飛び込まない初期救助が広まり、救助死をなくすことにつながります。

材質に硬質発泡ウレタンを採用したウキブルは、大人用救命胴衣と同等の浮力を備えており、国土交通省が定める小型船舶用の救命胴衣の安全基準規定と同じ7.5kgの浮力があります。体重75kgの大人でも水面に顔を出すことができる浮力をもったテーブル天板がウキブルなのです。