在沖縄米兵、わいせつ誘拐罪否認 非公表、3カ月後報道で明らかに

AI要約

在沖縄米空軍兵が少女を誘拐し性的暴行をした事件で、被告が無実を主張。県警の情報公表の遅れや通報体制の見直しが問題に。

被告は少女を公園で誘拐し、性的暴行を加えたとして起訴された。起訴から約3カ月後に報道で事件が明るみに。

政府は県に通報体制の見直しを促し、事件の公表遅れなどを問題視している。

在沖縄米兵、わいせつ誘拐罪否認 非公表、3カ月後報道で明らかに

 沖縄県で昨年12月、少女を誘拐し性的暴行をしたとして、わいせつ目的誘拐と不同意性交の罪に問われた在沖縄米空軍兵ブレノン・ワシントン被告(25)は12日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)の初公判で「私は無実だ」と起訴内容を否認した。県警が事件を公表せず、起訴から約3カ月後の6月25日に報道で明らかになった。

 起訴状によると、昨年12月24日、読谷村の公園で少女を誘って乗用車で自宅まで連れ去り、16歳未満と知りながら、下半身を触るなどの暴行を加えて同意しない意思を全うするのを困難にし、性的暴行をしたとしている。

 県に情報提供がなかったことが問題となり、政府は県への通報体制を見直した。