【独自】「本当に同じ手口」繰り返される人気カードの"万引き” 店員の死角を狙いかばんに…連日窃盗で被害額約3万円に 大阪市
大阪市浪速区で6月29日、カードショップで大量にカードを盗む男が犯行を重ねる事件が発生。
男は店内の死角で犯行し、被害額は約3万円に上るという。
監視カメラに捉えられた男は3日後にも同様の手口で再犯し、被害が拡大した。
大阪市浪速区で6月29日、カードショップで大量にカードを盗む男をカメラがとらえた。
男は店内の死角で商品をバッグに入れ、持ち去った。
さらに3日後にも同一人物と思われる男が、同様の手口で犯行に及んだ。
被害額は約3万円にのぼるという。
大阪市浪速区で6月29日、カードショップで店員のすきを突き、大量にカードを盗む“トレカドロボー”が監視カメラにとらえられていた。
男は黒いリュックを背負い、肩に白いトートバッグを下げている。
男はレジの前にある棚に近づくと、カードの箱を手に取り、階段で2階に向かうと思いきや、防犯カメラの死角を狙うように背を向けた。
そして、白いバッグをガサゴソといじり、そのまま店をあとにした。
店を出る際、男が先ほどまで持っていた箱の姿はなくなっていた。
被害は、これだけにとどまらなかった。
3日後、同一人物と思われる男が再び現れたのだ。
店のオーナーは「本当に同じ手口でございます」、「同様の位置に持っていって、カバンの中に入れるといいう形で」と話す。
3日後、店に現れたのは黒ずくめの男。
服装は違うが、よく見ると3日前に犯行に及んだ男と同じような黒いリュックに、白いトートバッグを身につけていた。
男は、またレジの前に置かれていたカードの箱を手に取ると、3日前と同じように階段を上がっていくと見せかけ、カメラに背を向けしゃがみ込んだ。
今回も、先ほどまで手に持っていたカードの箱がなくなっていた。
店のオーナーは「やはりお客さまに楽しみながら取ってもらうというのも、1つの体験だと思っていますが、そこを突かれてしまって」と話す。
店によると、映像の男は3日前にカードを盗んで行った男と同一人物とみられ、被害額はあわせて約3万円にのぼるという。
(「イット!」 7月10日放送より)