熱中症の中学生8人搬送 屋外で演奏中、千葉・船橋

AI要約

船橋市の公園で吹奏楽部の生徒が熱中症により体調不良を訴え、8人が病院に搬送された。

病気は友好都市の子どもたちとの交流イベント中に発生し、33.1度の気温で熱中症警戒アラートが出されていた。

幸いにも重症者はおらず、事態は収束したということだ。

 10日午前11時ごろ、千葉県船橋市金堀町の「ふなばしアンデルセン公園」で「屋外で演奏していた吹奏楽部の生徒が体調不良になった」と119番があった。市内の中学校の生徒8人が病院に搬送され、全員が熱中症と診断された。同市教育委員会によると、重症者はいない。

 生徒らがいたのは、屋根のある広場。当時は市教委主催で友好都市の中国・西安市から来た子どもたちとの交流イベントを開いており、吹奏楽部員や市職員ら計約100人が参加していた。

 銚子地方気象台によると、船橋市の気温は午前11時に33.1度まで上昇。千葉県に熱中症警戒アラートが出されていた。