「検察基盤は国民の信頼」 東京高検検事長が就任会見

AI要約

検察ナンバー2の東京高検検事長に就任した斎藤隆博氏が、国民の信頼を大切にする抱負を述べた。

斎藤氏は情報化社会の変化による証拠の質と量の増加に対応し、捜査職員の負担軽減を模索する意向を示した。

司法取引の導入に携わった経験を持つ斎藤氏は、事件解明に効果的であると認識している。

 検察ナンバー2の東京高検検事長に9日付で就任した斎藤隆博氏(61)が10日、東京・霞が関で記者会見を開き「検察の基盤は、国民の信頼にあると心の底に納め務めていきたい」と抱負を述べた。前任の畝本直美氏(62)が検事総長となったことに伴い着任した。

 情報化社会の進展で収集する証拠の質と量が変化していることから「事件対応する職員の負担が増えている」とし、「具体的な原因を探って対応したい」と語った。

 これまでに捜査協力の見返りに刑事処分を減免する司法取引(協議・合意制度)の導入に関わったのが印象に残っているといい「事件の全体像や核心部分の解明に効果的であると分かってきた」と話した。