「武雄アジア大」初代学長に国立民族学博物館名誉教授の小長谷有紀氏…遊牧文化研究の文化人類学者

AI要約

2026年に佐賀県武雄市で開学を目指す「武雄アジア大」の初代学長に、国立民族学博物館名誉教授で文化人類学者の小長谷有紀氏(66)が内定した。

小長谷氏は大阪府豊中市出身で、民族学博物館での経歴や国際モンゴル学会の会長などを務めている。

小長谷氏は佐賀市で記者会見を開き、「地域創生に役立つ人材づくりに取り組みたい」と抱負を語った。

 2026年に佐賀県武雄市で開学を目指す「武雄アジア大」の初代学長に、国立民族学博物館名誉教授で文化人類学者の小長谷有紀氏(66)が内定した。運営する学校法人「旭学園」(佐賀市)が9日、発表した。

 小長谷氏は大阪府豊中市出身。京都大大学院の博士課程を満期退学後、民博でモンゴルや中央アジアの遊牧文化の研究などに従事した。13年に紫綬褒章を受章し、現在は国際モンゴル学会の会長などを務めている。

 小長谷氏は佐賀市で開いた記者会見で、「地域創生に役立つ人材づくりに取り組みたい」と抱負を語った。