小池百合子知事、ポスター問題や街頭演説妨害で法改正など岸田首相に要望…首相官邸で面会

AI要約

7日投開票の東京都知事選で3選を果たした小池百合子知事は、首相官邸で岸田首相と面会し、知事選でのポスター問題や衆院補欠選挙での妨害などを取り上げ、公職選挙法の改正を要望した。

小池知事は、国と都の連携、少子化対策、防災などについても話し合った。

小池氏は、今回の選挙での問題が子どもたちの政治への忌避感につながる可能性を指摘し、国会での審議を求めた。

 7日投開票の東京都知事選で3選を果たした小池百合子知事は9日、首相官邸で岸田首相と面会し、知事選で選挙と無関係なポスターが大量に掲示された問題などを巡って公職選挙法の改正を含む対応を要望した。

 面会では、ポスター問題のほか、4月の衆院東京15区補欠選挙で他陣営から大声で街頭演説を妨害された問題についても訴えた。そのほか、少子化対策や防災などで国と都が引き続き連携していくことを確認した。

 小池氏は面会後、報道陣に対し、「公選法の想定を超えるものが問題視されている。今回のような形が続き、子どもたちが政治に忌避感を持つようなことがあってはならない。しっかりと(国会で)審議いただきたいと申し上げた」と述べた。